補聴器をつけているから聞こえるだろう
補聴器は文字通り聞こえを補う器械です。
補聴器をつけているから健常な人と同じように聞こえるようになるわけではないことを念頭において会話する必要があります。
周りに補聴器をつけていても役に立っていない人が多い
- 実は補聴器ではなかった
- その人の聞こえに合わない補聴器だった
- 耳の形が変化し、ピーピー音が発生していた
- 合わないと感じたときに補聴器を調整するプロに相談していない
- 補聴器によってこれまで聞こえていなかった音が聞こえて不快に感じている
上記のような可能性もあります。
補聴器を調整する際には、耳の形、聞こえにくさを自覚した時期、聴力の型や程度、はじめて補聴器をつけるのかそうでないのか、聞きたい音や聞き取りに大事な場面は何かなど複雑な要素を考慮しています。
補聴器をはじめて着けたときは、自分の声も他人の声も違って聞こえてくることがあります。また、難聴になってから補聴器をつけるまでに聞こえていなかったような音、電子レンジの音、外に出た時の鳥の鳴き声、喫茶店のBGMなどに違和感を感じる人もいます。定期的に購入したお店で聞こえ方について相談して、補聴器からの音の聞こえ方を調整する必要があるのです。