難聴の度合い
軽度難聴なのか、重度難聴なのか。聴力の低下が進めば進むほど、会話を聞きとろうとする努力をしなければいけないということは、ご家族や周りの人に知っておいてほしい大事な視点です。補聴器をつけていようがいまいが話し手の工夫や環境の配慮が必要です。
補聴器をもっていない難聴者の50%以上が、日常生活において肉体的・精神的な疲労を感じているということが日本補聴器工業会のJapanTrak調査報告で明らかになっています。また、適切に調整された補聴器をつけることで疲労感が低減される傾向もあるようです。
補聴器の管理
補聴器は朝から夜まで耳に装着するため、ずっと何も手入れをしなければ、音を出す部分に耳垢が詰まって音が聞こえなくなったり、汗や湿気による影響で音の聞こえ方が変わってしまうことがあります。