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最終更新日 : 2023/04/21

補聴器を購入するまでにどんなことをするの?

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カウンセリング

どんな時に不便なのか、どういう音が聞こえにくいのかなど、現在の状態を詳しくお店の人に伝えましょう。疑問や不安なども遠慮なく相談してみてください。
また、補聴器を販売してはいけないお耳や体の状態もありますので、実際に耳の中を観察するなどしてそのようなことがないかも確認します。

聴力測定

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補聴器調整に必要な聴力レベル、補聴すべき音域などを正確に把握するために、純音聴力測定や言葉の聴き取りテストなどを行います。

■音の聞こえ方を調べる(純音聴力測定)
補聴器の基本的な調整を行うために、音の高さ(音程)ごとにどれくらい小さい音が聞き取れるかを調べます。ヘッドホンから「ピッピッ」とか「プップッ」とか聞こえてきますので、ほんの少しでも聞こえたらボタンを押します。聞こえている間は押し続けて、聞こえなくなったら手を離すといったことを繰り返します。

■言葉の聞き取りを調べる(言葉の聴き取りテスト)
ヘッドホンから流れてくる「あ」「き」などの単音節がどれくらい正確に聞き取れるかを調べます。補聴器を使った際にどれくらい効果が見込めるか、左右どちらの耳が聴き取りが良いのかを判断します。

補聴器の器種選択

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聴力測定の結果を踏まえた上で、聴力や目的、予算などの条件に合わせて、最適な補聴器を選びます。
この際、補聴器がはじめてなのか買い替えなのか、両耳なのか片耳で良いのか、補聴器が取り扱えるか等も考慮します。ある程度定まってきたら試聴(試し聞き)のプロセスに入っていきます。

補聴器の調整[フィッティング]

聞こえのプロであるお店のスタッフが、一人ひとりの聴力の状態に合わせて、補聴器の音域や音質、出力など、きめ細かな調整を行います。

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補聴器の試聴

実際に補聴器をつけて音を聞いてみます。
静かな場所や騒音の多い場所など、いろいろな環境でどう聞こえるのか試してみましょう。その結果を踏まえて調整を加えます。

購入

聞こえ方や予算、デザインなど自分が納得できる補聴器が見つかったら、いよいよ購入です。オーダーメイドの耳栓などを製作する場合は、お渡しまで1週間~10日ほどかかる場合もあります。

アフターフォロー

購入後も、生活の中で聞こえ方を確かめながら、さらに細かい調整を重ねていきます。少しでも気になることがあったらすぐにお店に相談しましょう。